第1524歩&0703 残念なバス事業者の話

バス事業者は、公共交通の一翼を担っていますが、決して慈善事業でやっている訳ではありませんー。

その割には、詰めが甘いというか、利益を追求していないケースが複数見られましたので、纏めてお届けしてみます。

1.東武バスイースト+阪東自動車の話
柏駅を中心にバス事業を展開している両事業者。
どちらも東武グループの事業者であります。

柏駅東口から発着する東武バスの系統に柏22系統という路線があります(小野塚台行き)。

一方、我孫子駅から42系統、手賀の杜ニュータウン行きという路線があります。

この両系統の終点である手賀の杜と呼ばれる住宅街、バス停同士の距離、僅か300m。
本数は阪東自動車の方が多いようですが、このため、阪東の路線上にある満天の湯に行きたい方が、東武バスで小野塚台まで来て、300m歩いて阪東バスに乗り、満天の湯に向かうという話を関係者の方から聞きました。

因みに。
折り返し(バスドラさんの休憩場所)は同じ場所を使っています。
もうちょっと利用者のために事業者としてアイディアを出して欲しいところです。電車が止まった時のセーフティールートにもなる訳ですし。

2.東武バスイースト+東武バスセントラルの話
知り合いからもたらされた話。
流山市にあるハケの道周辺では、近頃大型倉庫が建つようになりました。
倉庫を運営する側とテナント側が東武バスイーストに対して、朝晩、最寄駅である初石駅とこの倉庫を結ぶ貸切バスを運行しているそうです。
朝は比較的本数があるので、来倉者(派遣の方々)はバラバラに来るそうなんですが、帰りの時間は集中してしまうのだそうで、大混雑になってしまうそうです。

勿論、目の前の道を流山ぐりーんバスが通っているのですが、目の前にバス停がある訳がないこともあり、その上、京成バスが知られていないせいか、利用者は殆どいません。
台地上に江戸川台駅を発着する京成バスの路線があるのですが、これもあまり知られていません。

これとは別に東武バスが関係しているのに、連携していない残念な事例がありました。

倉庫内の乗り場から約1400m程南に行った場所にクリーンセンターというバス停があり、そこから南流山駅、或いは流山おおたかの森駅まで東武バスセントラルの路線バスが発着していることを東武バスイーストでは告知していないようです。これは利用者獲得のチャンスを自らつぶしているのではないでしょうか?

平 日/18:34 流山おおたかの森駅行き
土休日/18:08 流山おおたかの森駅行き
※いずれも、令和元(2019)年7月7日現在


3.東急バス
先日、初めて出掛けた電車とバスの博物館(田園都市線宮崎台駅下車)。
(東急)電車とバスの博物館ですから、これらに関する情報がいっぱいある訳です。

しかし、館内の方に尋ねてみました。
『今の東急バス路線図の冊子は(ここに)置いてありますか?』

係員:申し訳ございません。ここには置いてありません。駅かバス車内であれば置いてあるのかもしれません…。

『わかりました。ありがとうございました』

館外に出まして、駅前ロータリーを軽く散策していたら、東急バスと付いている営業車を発見。(たぶん)バスドラさんらしき方がいたので、要望というか、提案・意見を伝えてみました。

『東急バスの路線図、電車とバスの博物館に置いていないのですが。東急グループの施設なんですよね、電車とバスの博物館って。鉄道やバスを利用してもらいたくて施設を造ったのであれば、冊子を置かれてみては如何ですか?』

社員氏:意見は受け賜りました。

申し上げるべきことを伝え、宮崎台の駅へ。
駅員氏に東急バスの路線図、ありますか?
と伺ったところ、奥から出して貰いまして手にすることが出来ました。

東急グループ施設間で情報が共有されていない残念な事例と相成りました。

因みに。
口も出すけど、金も出すということで、二子玉川駅から池尻(日本一頻発運転される区間でもあります)まで東急バスを利用してみました。


如何でしたか?
いくら、利用して欲しくても、供給者の視点で情報発信やサービス提供では需要は掘り起こせません。とはいえ、サービス過剰も問題ありです。
提案と事業者が出来ることを両天秤にかけつつも、いかに利用者側の視点に立った移動サービスが提供できるのか?そこにバス復活のカギがあるのではないでしょうか?



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